今日は人口のお話。このブログではもうお馴染みでしょう。
リセマムより。
総人口は4年連続減、年少人口は過去最低の12.8%…総務省の人口推計 (リセマム) - Yahoo!ニュース
記事の元データはこちら。
統計局ホームページ/人口推計/人口推計(平成26年10月1日現在)‐全国:年齢(各歳),男女別人口 ・ 都道府県:年齢(5歳階級),男女別人口‐
ポイントは表題の通りですが、ここでは統計局HPに記載された「概要の概要」を引用させていただきます。まずは全国について。
総人口は21万5千人の減少,日本人人口は減少幅が拡大
総人口は1億2708万3千人で,前年に比べ21万5千人(0.17%)の減少と減少幅は縮小したものの,4年連続で大きく減少しています。
日本人人口は1億2543万1千人で,前年に比べ27万3千人(0.22%)の減少と減少幅は拡大しています。
戦後(昭和20年8月15日以降)生まれの人口は1億203万4千人,総人口に占める割合は80.3%となり,初めて総人口の8割を超えました。8年連続の自然減少,減少幅は拡大
自然増減は8年連続の自然減少となり,減少幅は拡大しています。
男女別にみると,男性は10年連続,女性は6年連続の自然減少となっています。(結果の概要 2~3ページ)日本人は4年連続の社会減少,外国人は2年連続の社会増加
社会増減は2年連続の社会増加となっています。
日本人・外国人の別にみると,日本人は2万3千人の減少で,4年連続の社会減少となっています。外国人は2年連続の社会増加となり,増加幅は前年に比べて拡大しています。(結果の概要 2~3ページ)
そして都道府県別について。
人口増加は7都県,そのうち東京圏の1都3県で増加率が上昇
人口増減率を都道府県別にみると,増加は7都県となっており,東京都(0.68%)が最も高く,次いで沖縄県(0.40%),埼玉県(0.23%)などとなっています。
この7都県のうち,前年に比べ増加率が上昇したのは東京都,埼玉県及び神奈川県で,減少から増加に転じた千葉県を含めると,東京圏の1都3県で人口増加率が上昇しています。
一方,減少は40道府県となっており,秋田県(-1.26%)が最も低く,青森県(-1.08%),高知県(-0.96%)などとなっています。
この40道府県のうち,30道府県で減少幅が拡大,6県で減少幅が縮小しており,福島県(0.24ポイント)が前年に引き続き最も縮小しています。また,宮城県及び滋賀県は増加から減少に転じています。
なお、このページには「人口増減要因別都道府県」というデータも掲載されており、自然増減・社会増減の区分ごとに該当する都道府県の記載があります。
大阪府は前年度、「自然減・社会増」でしたが、今回は「自然減・社会減」に。
滋賀県は同じく「自然増・社会増」が「自然増・社会減」に。
一方で首都圏は人口増加の傾向が出ています。
国内全体の人口減とともに、偏在が大きなテーマになってきたことを示していますね。
人口データはマーケティングの基本データ。
ぜひとも皆様もご確認いただきたいと思います。