日本が参加を表明し、我が国の経済や生活に与える影響に
大きな関心が集まる環太平洋経済連携協定ですが…
本日のお題は「TPP」ではなく「TTP」でしたね。
さて、「TTP」ですが
T … 徹底
T … 的に
P … パクる!
の略です。(誰が考えたのかはわかりませんが・・・)
日々の組織運営や業務の遂行において悩みはつきものです。
「組織の活性化を図りたいけど何か良い手段はないものか…」
「業務をもっと効率化したいけどどうすればいいものか・・・」
などと思いながらも、仕事や時間に忙殺されて良い方法を考える
余裕もなく、ついつい後回しになってしまうなんてことは
よくあることではないかと思います。
しかし、自分で考える余裕がない場合でも、
書籍やネット、セミナー等で業務改善等に関する
様々な成功事例に触れることはないでしょうか。
そこで登場するのが「TTP=徹底的にパクる」です。
パクるという表現はあまり印象がよくないかもしれませんが、
せっかくわざわざ成功事例をご丁寧に紹介していただいているならば、
それを真似しない手はありません。
ただ、状況や背景が全く同じというようなことはないでしょうし、
自組織で同じように成功するかどうかはわかりませんが、
成功する可能性がある上に、アイデアを考える労力は不要です。
また、大きな組織レベルでの成功事例に限らず、
職場内での小さな成功事例や、知る人ぞ知る的なマメ知識などを共有し
職場内で相互にTTPし合うことによって、小さいかもしれませんが
業務改善に繋がるでしょう。
頭を悩ます様々な問題に対する答えは
意外なところに隠れているのかもしれません。
課題を解決するためには、自組織だけに目を向けるのではなく、
外部に対して常にアンテナを張りめぐらせ
TTPの対象となるような情報の収集に努めることも必要ですね。
(文責:木村)