先週のニュースになってしまいますが、ひとつの節目ですので
ご報告がてら情報提供を。
すでにご承知の方も多いとは思いますが、
この白書、全体が2部構成になっていて、
第1部は年度ごとの特集記事、
第2部は定型化された年次報告
という形式をとっています。
よって私は個人的に、
○第1部のテーマは何か?その概要は?
○第2部の中で特に重視されている内容はないか?
といったあたりを、トレンドをつかむための材料としています。
ちなみに、平成22年度の白書までは毎年、
第2部のコンテンツの各章の冒頭に
「Topic」
と題した項目があり、年次報告の中にも
着眼している施策があることを明示してくれていたのですが、
平成23年度版にはこれが見当たらず、
少し残念に感じているところです。
そして最新版である平成24年度版については、
先ほどご紹介した文科省HP
にもまだ骨子の掲載しかありませんので、最新版の具体的な中身は
今月末の刊行を待つことになりそうです。
最新版の第1部のテーマは
●教育再生の実行に向けて
これまでの教育改革の主な動き、
第2期教育振興基本計画の策定、
教育再生実行会議の提言等、
教育再生の実行に向けた取組について記述。
●安全・安心な教育環境の構築
いじめ・体罰等の課題への対応、
学校施設の耐震化や防災教育等の推進、
社会総がかりで子供を育てていく体制づくりなどの取組について記述。
●世界にはばたくチームジャパン!
ロンドンオリンピック・パラリンピックにおける日本人選手の活躍、
2020年オリンピック・パラリンピックの東京招致の取組、
スポーツ指導における暴力行為の根絶に向けた取組を記述。
となっています。
近時のニュース等で採り上げられたものが多いですね。
文部科学白書、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
(文責:吉田)