寝ても覚めても学校のこと。~学校経営の経営課題(人事・財務・募集・施設などなど)について考えるブログ~

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新聞の授業活用 教諭60人学ぶ…大阪

 新聞を授業に活用するセミナー(読売新聞大阪本社主催、大阪府教委後援)が29日、読売新聞大阪本社で開かれ、府内や兵庫県などの小中学校教諭ら約60人が参加した。

 新学期から小学校で新しい学習指導要領が完全実施されるのに合わせて企画。新学習指導要領の策定にかかわった水戸部修治・文部科学省教科調査官が基調講演で「言語活動を充実させることで、子どもたちに生きる力をつけさせたい。そのためには複合的な面を持つ新聞を教材として使うことが大切」と話した。

 この後、中島順子・大阪市立真田山小教諭と神崎友子・京都教育大付属桃山中教諭が授業での新聞活用の実践例を報告。参加者たちは新聞記事を切り抜いてその記事に関する質問を考える教材作りなどを行った。

(2011年3月30日 読売新聞)

記事にもあるように、この4月から小学校で新学習指導要領が実施されます。教諭という職業は正面から「教える」ことを主たるサービスにしていますので、その前提として自らの研鑽は必要不可欠です。もちろん各自の学びも必要ですが、せっかく同じ職業に多くの方が就いていらっしゃるわけですから、集合体での「学び合い」はとても貴重な研修になるのではないかと思います。学校や人事の交流然り、教諭同士の交流然り、ぜひ大きく輪を広げて、教育全体の活性化を図っていただきたいと思います。(JTC/吉田俊也)