寝ても覚めても学校のこと。~学校経営の経営課題(人事・財務・募集・施設などなど)について考えるブログ~

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子どもの自殺、未遂後多く

救うチャンスはある、と感じました。

日経新聞より。

 

www.nikkei.com

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政府は(10月)29日、2024年版自殺対策白書を閣議決定した。23年の小中高生の自殺は513人で、過去最多だった前年514人と同水準。22~23年の事例で自殺未遂歴があった子を分析すると、自殺から過去1年以内に未遂があったのが過半数を占めた。特に、小学生と高校生の女子では未遂から1カ月以内の自殺者が目立った。

 

上の文章を読むだけでもいろいろと気づかされます。

まずは昨年もまた、一昨年と同じ水準の自殺者が出てしまった、ということ。

小中高生で500名超、という重みを今さらながら感じます。

 

そして、未遂でとどまった子どもたちがいたにもかかわらず、

結果として自殺に至ってしまったという例が非常に多かったということ。

さらに、女子は未遂からその後までの時間がとても短いということ。

本当に救えなかったのかという無念さとともに、

今後に向けてはきっと救えるはずだという想いも湧いてきます。

 

09~21年の事例の原因・動機分析では小学生は「家庭問題」の割合が高く、家族からの叱責や親子関係の不和がみられた。女子高校生に多かったのは「健康問題」で、病気の悩みなどがあった。男子の中高生や女子中学生では、学業や進路の悩みなどを含む「学校問題」が目立った。

 

記事によりますと、厚生労働省担当者は

「身近な大人が子どもの微妙なサインに気付き、

 不安や悩みに耳を傾けることが重要だ」と話しているそうですが、

未遂者はもはや「微妙な」サインを超えている状況です。

周囲にいる大人たちが気づき、支えることがきっとできるはず。

学校はその中でもとても重要な存在だと感じます。

 

なお、2023年の全体の自殺者数は21,837人。

2万人もの数を超える人たちが自ら命を絶っているこの社会、異常としか思えません。

教育が社会をよりよく変えていけるように、改めて心に留め置きたいと思います。

 

(文責:吉田)

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