多くの子どもたちに喜ばれそうな授業になりそう、
という印象を持ちました。日経新聞より。
(会員限定記事となっております。ご了承ください)
日本総合研究所が東京都の渋谷区立小学校で「子ども社会体験科 しくみ~な」の実証実験を始めた。企業の協力を得て校内に不動産、映像制作など仕事の疑似ブースを設け、児童が本物に近い仕事を体験できるようにする。今後は公民連携の社会体験カリキュラムとして、全国の学校現場に導入を働きかける。
以前にこのブログでもご紹介した、東京都渋谷区で実施されている
探究的な学び「シブヤ未来科」。
その一環として導入されたのが今回の記事にある「しくみ~な」です。
この6~7月の授業は渋谷区立加計塚小学校の5、6年生を対象に実施されました。
三井住友銀行やDCMなどの協力のもと、
銀行やホームセンター、区役所など計10のブースを設置し、
「マーチャンダイジング」「住民投票」などの与えられた課題に取り組んだ、
と記事にはあります。
子ども向けの職業体験施設と聞けば、
真っ先に「キッザニア」を思い出すのですが、
この「しくみ~な」は、【公教育の中で】
実際の仕事に近いやりとりを体験できるのが大きな特色になっています。
実際に体験した小学6年生は
「しくみ~なは大人が付かず、自分たちで考える。
話がまとまらなくて大変だったけれど、そこがおもしろかった」
と話しています。まとまらないところが面白い。
ここがまさに、旧来型の教育に固執していると忌避されそうな要因か、とも。
日本総研は社会事業開発プロジェクトとして、フィンランドの仕組みも参考に独自のカリキュラムを作った。家庭環境の違いにより習い事などの体験格差が生じるなか、公教育で体験学習の機会を作る狙いだ。財政難の自治体でも導入しやすいよう、企業の協力で費用を抑え持続可能な形で広める。
学校は社会に出た際のリハーサルの場、であるとすれば、
こういった職業体験はとても大切な機会だと感じます。
一方で、学校のカリキュラムがめいっぱいである中、
あれもこれも学校で何とかしなくてはならない、となれば
学校と子ども達がパンクしてしまいます。
私学は特に、何を学ばせるかをしっかり選択し、
限られた時間の中で成長を促せるものへと高めていく努力が
必須だと思います。
今後に向け、生き方も教育の中味も多様化する一方でしょう。
学びのカリキュラムづくりがいっそう大切になりそうな気がします。
(文責:吉田)