寝ても覚めても学校のこと。~学校経営の経営課題(人事・財務・募集・施設などなど)について考えるブログ~

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眠れる230万人は即戦力

人手不足が続いていますね。

そんな中で、眠れる労働力を掘り起こすという取組が進んでいるようです。

日経新聞より。

 

www.nikkei.com

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保育や看護など人手不足の業界で、資格を持つ働き手を発掘・確保する動きが広がり始めた。保育大手のグローバルグループは配偶者の転勤などで離職する人材を転居先の保育所と融通し合う仕組みを導入。インターネット経由で看護師と医療機関をマッチングするサービスも登場した。女性を中心に保育・看護・美容分野の潜在労働力は230万人いるとされ、女性の登用を通じた経済活性化の一助となりそうだ。


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上のグラフは同記事中に掲載されているものですが、

左が就業者数、右が潜在労働者数。

保育士や美容師は後者が前者を大きく上回っていますね。

 

グローバルグループは首都圏を中心に保育園を運営し、約3千人の保育士を擁する業界大手。保育士の9割以上は女性という。まずは月内にも自社の保育士が転居する際、首都圏に戻ったら復帰してもらうことを前提に、居住先の保育事業者に人材を融通する仕組みをつくる。

  

看護師の確保では、IT(情報技術)を生かしたサービスが台頭。看護師マッチングを手掛けるフォー・ユー・ライフケア(東京・港)は、日数限定や非常勤に特化して、看護師と高齢者施設や医療機関を結びつける。

  

美容分野では、ヘアカット専門店「QBハウス」のキュービーネットホールディングスが、独自の採用制度を設けた。離職した理美容師が復帰しやすいよう、東京や大阪など、4カ所に研修施設を整備。6カ月間、給料を支払いながらカット技術や接客に関する研修を施し、現場復帰を促す。

 

いろんな方法でもって人材不足を少しでも解消しようとする各業界。

さて、学校業界はどうでしょうか。

教員免許を持ちながら、学校に勤務されていない現役世代は

上記業界同様、きっと多くいらっしゃるでしょう。

働きやすさを模索するとともに、

もっともっと魅力的な業界になっていく必要があるような気がしてなりません。

 

(文責:吉田)

www.ysmc.co.jp