今日は雇用情勢に関するニュースをひとつお届けします。
↑日経新聞の記事です。
↑朝日新聞の記事です。
↑毎日新聞の記事です。
同じニュースをいくつかのニュースソースで確認することは少なくないのですが、これほどまでに表題が似通ったニュースも珍しいように思います。
繰り返しになりますが、失業率は「4年8か月ぶり」に「3%台」にまで下がった、という嬉しいニュースです。
私学の観点からすれば、顧客である生徒・保護者の家計が安定することは
私学自身の経営安定化のために欠かすことができません。
その意味からすると歓迎すべきデータということになります。
一方で、引用した3紙のニュースのいずれにも触れられていないのですが、
業界別に見た場合、就業者が増えている(前年同月比)のは
「医療・福祉」ほか5カテゴリのみ(その他を含む)で、
その他の業界(6カテゴリ)は減少しています。
そして「教育・学習支援業」は5月6月と連続して前年同月比減少しています。
3月4月は大幅増の傾向だっただけに、少々気になるところです。
その他、事業所規模別にみた場合、都道府県別に見た場合…など、
着眼点を絞っていくと別の見方もできるような気がします。
私もまだ十分に拝見できていませんが、
ご興味のある方はお調べになってみてもいいかもしれませんね。
ちなみに元データ(概要)はこちらをどうぞ↓
労働力調査(基本集計) 平成25年(2013年)6月分 結果の概要
以上、本日は労働統計をお届けいたしました。
(文責:吉田)