寝ても覚めても学校のこと。~学校経営の経営課題(人事・財務・募集・施設などなど)について考えるブログ~

大阪の学校経営コンサル会社/株式会社ワイズコンサルティングが、学校経営に関する情報を収集し発信するブログです。

失業率6月3.9%に改善 4年8カ月ぶり低水準

今日は雇用情勢に関するニュースをひとつお届けします。


失業率6月3.9%に改善 4年8カ月ぶり低水準

日経新聞の記事です。

6月完全失業率、3.9%に改善 4年8カ月ぶり3%台

朝日新聞の記事です。

失業率:3%台に改善 4年8カ月ぶり

毎日新聞の記事です。


同じニュースをいくつかのニュースソースで確認することは少なくないのですが、これほどまでに表題が似通ったニュースも珍しいように思います。

繰り返しになりますが、失業率は「4年8か月ぶり」に「3%台」にまで下がった、という嬉しいニュースです。


私学の観点からすれば、顧客である生徒・保護者の家計が安定することは

私学自身の経営安定化のために欠かすことができません。

その意味からすると歓迎すべきデータということになります。


一方で、引用した3紙のニュースのいずれにも触れられていないのですが、

業界別に見た場合、就業者が増えている(前年同月比)のは

「医療・福祉」ほか5カテゴリのみ(その他を含む)で、

その他の業界(6カテゴリ)は減少しています。

そして「教育・学習支援業」は5月6月と連続して前年同月比減少しています。

3月4月は大幅増の傾向だっただけに、少々気になるところです。


その他、事業所規模別にみた場合、都道府県別に見た場合…など、

着眼点を絞っていくと別の見方もできるような気がします。

私もまだ十分に拝見できていませんが、

ご興味のある方はお調べになってみてもいいかもしれませんね。


ちなみに元データ(概要)はこちらをどうぞ↓

労働力調査(基本集計) 平成25年(2013年)6月分 結果の概要


以上、本日は労働統計をお届けいたしました。


(文責:吉田)


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