寝ても覚めても学校のこと。~学校経営の経営課題(人事・財務・募集・施設などなど)について考えるブログ~

大阪の学校経営コンサル会社/株式会社ワイズコンサルティングが、学校経営に関する情報を収集し発信するブログです。

子どものスマホ使用について

すっかり当たり前の存在になったスマートフォン
連絡手段としてだけでなく、知りたい情報を即時に入手することができ
今や毎日の生活に欠かすことができないアイテムです。

 

平成26年度の内閣府の調査によると、スマートフォンの利用率は、

小学生が約1割、中学生が約4割となっており
高校生に至っては約9割と非常に高くなっています。
加えて、利用率の増加と利用の低年齢化も進んでいるそうで、
もはや「大人のアイテム」ではなさそうです。


また、小中学生を対象としたスマートフォンの利用についてのアンケート
に関する記事によると、

食事中にテレビを見ないように言われている家庭が2割に対して
スマートフォンによる電話やメールを禁止されている家庭は5割とのことで、
スマートフォンの使用について何らかのルールが設けられている家庭が
多いことがわかります。

 

www.sankei.com

 

ただし、裏を返せば、5割の家庭では食事中のスマートフォンの使用について
特に制限していないということになります。

 

中学3年と小学6年の子どもがいる我が家でも、最低限のルールは作っていましたが
最近はやや形骸化してきています・・・。

 

皆さんご存知のとおり、スマートフォンは大変便利である反面、使い方を誤ると

以下のような弊害も生じてしまいます。

 

・家庭でのコミュニケーションの時間が減少する
・依存により睡眠や勉強の時間が犠牲になる
SNS等でのトラブルによりいじめが発生する
・有害サイトにアクセスしてしまう
・個人情報を流出させてしまう  などなど

 

上記のような事態が顕在化した場合、家庭だけの問題にとどまらず、学校生活にも
支障を来すことが十分に考えられます。


子ども達のネットリテラシー向上については、学校では何らかの取り組みがすでに

行われているとは思いますが、利用率の高さと今後の更なる増加や利用の低年齢化を

考えると、家庭だけではなく学校においても定期的な啓蒙や教育に努める必要が

ありそうです。

 

我が家も早速ルールを見直し、日々のしつけを徹底しなければいけません・・・。

 

(文責:木村)