本日ご紹介する記事、実は昨日のブログでご紹介した記事と
セットになっていたものなのですが、
これはこれだけで採り上げたいと思い、
日を分けての掲載とさせていただきました。日経新聞より。
(会員限定記事となっております。ご了承ください)
文部科学省の2023年度の調査では、不登校だった小中学生について教員が把握している事実を複数回答で聞いたところ、「学校生活に対してやる気が出ないなどの相談があった」が3割で最多だった。
やる気が出ないが3割あったとのことですが、それ以外では
「不安・抑うつの相談があった」
「生活リズムの不調に関する相談があった」
がそれぞれ2割あったそうです。
ここ数年で不登校の例は大きく増加していますが、
その背景には新型コロナウイルス禍が色濃く存在していると感じます。
子どもたちにとって、この数年は生活の乱れとの闘いだったかもしれません。
そのような中で健全に登校を続けられなくなったとしても、
それは決して特別なことではないようにも思われます。
また昨今は「無理に通学させる必要はない」とする価値観が
ずいぶんと広がった気もいたします。
学校に通うということが悩みや苦しみの素地になってしまい、
それを抱え込んでしまった子どもが自ら命を絶ってしまう、
という例が取り沙汰され、無理に学校に行くことはないよ、
というふうな呼びかけがなされることは格段に増えました。
連休明けのこの時期にもよく見られることですよね。
もちろん、学校は命を引き換えにするものでは全くありませんから、
そういった呼びかけはとても大切だと思う一方で、
学校がなぜ必要なのか、学校と学習塾では何が違うのか、
オンラインだけではなぜ学習は十分ではないのか、
といった「学校の存在意義」に関わる問いに対して、
学校側がきちんと答えていく必要も強く感じます。
文科省は不登校の小中学生について、一人ひとりの状況に応じて、個別に教育カリキュラムを編成できる特例制度を新設する方針。学習の分量や進度などを柔軟に設定し、学びやすい環境を整える。
不登校生への支援の方法を考える、その延長線上に、
不登校生以外の生徒がよりよい学びと学校生活を送るための
ヒントがたくさんあるように思います。
貴校園での学びがよりよいものとなりますように。
(文責:吉田)