先週金曜日は弊社主催の学校経営セミナー開催日でした。
今年度では3回目の開催。テーマは給与制度改正。
今回はこじんまりとした人数でしたが、その分だけ質問もたくさんいただき、受講生の皆様と講師の距離がいつも以上に近いふうに感じました。
ご参加いただきました皆様には改めてお礼申し上げます。
当日の様子はこちらです↓
実は昨年度、給与制度についてはかなり多くのセミナーを展開させていただきました。
その中で、いわゆる一般的な制度説明はひととおり済んでいる状況でしたので、今回は実際の改正手順とその実例紹介を主眼に据えました。
講師を務めていただいた㈱日本総合コンサルティングの田中氏は以前の同僚ですし、一緒に給与制度改正のご支援をさせていただいた同志でもありますので、今回取り上げた事例は私自身もいい振り返りになったところです。
特に今回のセミナーでは
・改正の実際のスケジュール感
・労使がともに納得できる制度構築のためにどんなことをすべきか
・新制度シミュレーションの実施方法
といった内容をお伝えしたのですが、2時間という時間の制約の中、事例の詳細までお伝えしようと頑張り過ぎたせいで、休憩時間すら取れない状況に。
受講された皆様には少々ご不便を強いてしまったものと反省しております。
がその一方で、実際に受講された方からのアンケートでは
「具体的事例は大いに参考になった」
「実務的な手順に多くの時間を割いて頂いたので給与改正を実際に私どもの学園に導入する場合の具体的イメージが持てました」
といった声を寄せていただき、当方が意図したことは概ね伝わったのかな、と嬉しくなりました。
給与制度改正は学校にとって非常に大きな改革のひとつになります。
将来的には市場縮小等による収入の減少が懸念される中、現行の制度設計で推移可能であるかどうかはどの学校においても検証が必要でしょう。
今回のセミナーがそのお役にたてるならこれほど嬉しいことはありません。
次回以降も経営に役立つセミナーをお届けできるよう、精進してまいります。
(文責:吉田俊也)