先週末は日帰り出張でした。
ある地方自治体の職員さん向け研修会の講師です。
丸一日の研修ですので、朝からバタバタと身支度を整えて、そちらに向かい、1日の研修を終えて帰宅するとすっかり夜。
というわけで、「ブログ書けなくてごめんなさい!」と、今朝はお詫びから始めようと思っていたのですが、元同僚のM女史が気を利かせて書いてくれてました。
何とも嬉しいサプライズ。今週も素敵な1週間が始まりました。
さてそんな今日のブログでは、先週末に届いたこちらのニュースをお届けします。
日経より。
(会員限定記事になっております。ご容赦ください)
以前このブログでもお伝えした、大学入試の新制度。
この制度が「2021年春に入学予定の受験生から導入」されることがまとまった、というニュースです。
現状の大学入試制度は知識偏重であるから、センター試験を廃止し達成度テストを創設せよとの教育再生実行会議の提言を受けて検討されている「達成度テスト」。
達成度テストには、「基礎」(=高校段階の基礎学力の定着度を計測する)と、「発展」(=大学教育を受ける能力を判定する)の2つのレベルがあり、このうち後者が今回のニュースの対象となっています。
ちなみに「基礎」についてはこれよりも早い時期の導入を目指して検討が進んでいるとのことです。
大学入試の制度は、良くも悪くもそれまでの教育課程におけるカリキュラムに影響を及ぼすことが考えられます。
私が主に訪問しているのは高等学校以下の学年を有する学校種ですので、このことは十分認識しつつ学校経営を考える必要がありそうです。
新制度が最初に適用されるのは現在の小学6年生。
そして、学校経営は急に舵を切れない「大型船経営」。
そう考えると、施策の動向を把握し、準備を始めるのにそれほど余裕のある状況ではないように思います。
学校のしくみが大きく変わっていこうとしている昨今。
「強い者ではなく、変化に対応できる者が生き残る」
という大原則を、今一度意識したいですね。
(文責:吉田俊也)
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