最近は「スーパー○○スクール」が流行っているのか、と思うくらい、いろんな事業が進められつつある学校。
SSH、SGH、そして今回は「食育」。
文科省HPからのご紹介です。
以前、このブログの記事でも採り上げたのですが、文科省の審議会「今後の学校における食育の在り方に関する有識者会議」の最終報告を受けて実施された今回の指定。
事業概要にはこんなことが書かれています。
『食を架け橋とした地域と学校の活動が進むよう、「食とスポーツ」、「食と健康」、「食と学力」などテーマを明確にして先進的な食育の取組を行うモデル校を「スーパー食育スクール」として指定し事業を行う』
『「スーパー食育スクール」は、大学や企業、生産者、関係機関等と連携し、食育を通じた学力向上、健康増進、地産地消の推進、食文化理解など食育の多角的効果について科学的データに基づいて検証を行います』
『スーパー食育スクールの成果を分かりやすく示し、普及啓発することで食育のより一層の充実を図ります』
ちなみに、関西2府4県からは計6校の指定。
大阪府下の学校がない一方、京都から2校が選ばれています。
また私学の指定は非常に少ないのですが、その数少ない中で滋賀県からは学校法人立命館・立命館守山中学校・高等学校が選ばれています。テーマは「中3生の部活引退前後の活動量の差と食生活の変化に応じた食育の実践」。なかなか面白そうですね。
いろんな私学を訪問させていただくと、食事を独自化要因の一つとして位置付けておられる私学も少なくないことに気付かされます。
ただ、それは「食育」ということよりも「ブランド化」に近い印象を持つこともしばしば。
有名ホテルの食事が食べられる、といったものはその最たる例です。
が、たとえそのような資本力がなくとも、食育の取組を進めることは不可能ではないでしょう。
報告書にもある通り、学校と地域、家庭が連携して食に関する情報発信をする、あるいは啓発活動をすることなどはその一例です。
スーパー食育スクール(略称は「SSS」らしいです)がどのような成果を生むのか、個人的には興味津々です。
なお最終報告書も当然読めるようになっています。
ご興味があればぜひどうぞ↓
今後の学校における食育の在り方に関する有識者会議最終報告について
(文責:吉田俊也)
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