梅雨明け間近の雰囲気漂うここ大阪。昨日も暑かったですね。
熱中症のニュースなども多く耳にしています。くれぐれもお気を付け下さい。
さて今日は先週から温めている記事をご紹介しましょう。
最近の若者は内向き志向…などといった記事を読んだのもそれほど古い話ではなかったような気がしますが、
今回はその逆。海外への進学者が増えているという記事です。
先週購入した雑誌にも、東大に合格していながら海外に進学を決めた学生さんのことが載っていましたが、
今回ご紹介する記事にも同様の内容が記載されています。
子供たちの志向が変化したのか。
それとも、環境が変化したのか。
もちろん、両者ともに理由であると考えるのが自然です。
ここのところ、「国際人の育成」「英語教育」などといったトピックが多く世に出回っているように感じます。
国内の閉塞感がそこに拍車をかけているのかもしれませんが、いずれにせよ、
産業界を筆頭に、ボーダーレスな社会は現実のものになっていると言っていいでしょう。
そのような中で、就職先が外資、あるいは海外企業、そして進学先が海外…と展開することは容易に予想できます。
公立校においてもそのような時代背景を受けて国際化を視野に入れた教育の実践を始めています。
いわんや私学をや…と言いたいところですが、逆に私学は
「現存の教員では対応できない」「募集への影響が読めない」
など、現実にそのようなことを進めているケースは限られているようにも感じます。
国際化、というのはひとつの着眼点にすぎません。
御校がどのような方針でどこに進んでいくのかを明確にし、そのために着実に歩みを進められることを願っております。
(文責:吉田)