先日は派遣社員の動向についてお伝えしたのですが、
今回は中途採用者の動向です。
短い記事ですがご容赦ください。
日経新聞より。
パーソルキャリア(東京・千代田)が(11月)16日発表した10月の中途採用求人倍率は1.65倍だった。前月比0.04ポイント上昇し、8月と同水準に戻った。求人数の増加が求職者の増加を上回り、倍率を押し上げた。
「中途採用求人倍率=求人数÷転職希望者数」で算出されている数字のようです。
記事によれば、10月は年度の下半期が始まり、
来年に向けた動きが増えた、とのこと。
先日の派遣社員の記事でもありましたが、
コロナ禍以前は未経験可の求人が多かったところ、
ここ最近は即戦力が重視されているようで、
そうなると中途採用者に白羽の矢が立つ、
という構図になっているようです。
今回の調査では、求人数は前月比6.2%増加、
しかも全業種でプラスになったと報じられています。
増加幅が大きかったのは「金融」(14.5%増)、
web広告などの「メディア」(17.6%増)とのことです。
ちなみに、求職者も1月入社を目指して転職活動を始める人が
増加していて、3.8%増となりました。
さて貴校園の人事は次年度に向けて必要な体制を組めそうでしょうか。
学校の現場人事にはいろんな条件が必要になるため、
一般企業以上に困難が付きまといます。
安定的な人事はなかなか実現できないとしても、
早めの計画と早めの行動で、
貴校園の理念を実現できる人材の確保と育成に努めていただければと思います。
(文責:吉田)