寝ても覚めても学校のこと。~学校経営の経営課題(人事・財務・募集・施設などなど)について考えるブログ~

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関西の私大、一般入試始まる

 関西大、関西学院大立命館大など関西の主な私立大で1日、一般入試が始まった。

 不況で地元志向や併願校の絞り込みが強まっており、受験生にとっては、やや「広き門」になった大学が目立った。

 関大は全国14都市で行い、この日は約6200人が受験した。志願者は全体で前年より1・7%減少。近畿以外からは2・8%減で、地元志向が表れた。

 大阪府吹田市千里山キャンパスで受験した愛媛県の高3生、水本光さん(17)は「大学で頑張って、両親と同じく銀行員になりたい。厳しい経済状況の中、必死で働いている姿を見て、目標にしようと決意した」と話した。

 立命大の志願者も2・4%減。京都市左京区の「みやこめっせ」で受験した京都府の高3女子(18)は「関東などの大学も受けたかったが、親に負担をかけないよう受験先を近畿に絞った。実力を出し切って親を安心させたい」と意気込んだ。

 志願者は、関学大では10・8%減。4日から入試を行う同志社大も0・9%減っている。

(2011年2月1日 読売新聞)

大学入試シーズン真っただ中。関西の大手・大学法人はここ最近先を争うように系列化=小中高の設置や充実に力を入れているように見受けられます。記事にもあるように大学志願者数自体は減少傾向となっているようですが、そのうちこの系列化が力を発揮するようになるのでしょうか。おそらく長期を見据えているであろう、この経営のシナリオの成否やいかに。(JTC/吉田俊也)