寝ても覚めても学校のこと。~学校経営の経営課題(人事・財務・募集・施設などなど)について考えるブログ~

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4月月例報告「回復続くも弱い動き」 1年5カ月ぶり下方修正

4月の統計がいくつか出てきていますので、今日はまとめてお伝えします。

まずは月例経済報告に関するニュースを日経より。


4月月例報告「回復続くも弱い動き」 1年5カ月ぶり下方修正

月例経済報告本体はこちらです。

月例経済報告(平成26年4月)

ちなみに、前月との表現の比較についてはこんな便利な記事もあったのでご紹介しておきます。

月例経済報告、3月からの主な変更点(表)

予想されていたこととはいえ、消費増税の影響が出ているようです。

これがどの程度で落ち着くのかによって、景気はかなり左右されそうですね。


ちなみに朝日新聞はこのような報じ方をしています。

増税、反動緩やか 政府、景気判断1年5カ月ぶり引き下げ

(会員限定記事となっております。ご容赦ください)

この記事の中には「小売り、早期回復に期待感」という見出しでいくつかの小売店現場の声が出てきていますが、客足が好調という小売店がある一方で、やはり客数減のお店もあるようで、まだ十分な判断ができないようです。


別の角度から、毎日新聞で見てみましょう。

消費増税:3月、百貨店売上高25%増 駆け込み需要、89年以来の高水準

(会員限定記事となっております。ご容赦ください)

駆け込み需要はやはり相当程度あったようですね。

記事によれば特に高額品の伸びが大きかったようで、

・(高級ブランド品が好調だった)靴、バッグ、財布など…38.6%増(過去最高の伸び)

・美術・宝飾・貴金属…113.7%増

・家具…64.0%増

とのこと。

一方で4月に入ってからは各百貨店ともに15~22%の売上減と、相当な落ち込みになっているようです。


さらに日経の記事から。

3月消費者態度指数、2年7カ月ぶり低水準 「弱い動き」に

(会員限定記事となっております。ご容赦ください)

「消費者態度指数」は消費者心理を示す指標。

この数値が4か月連続で悪化したというニュースです。

増税と物価上昇が家計にとってはダブルパンチになっているケースも少なくないと思われますので、消費者心理としては冷える材料が多いといったところでしょうか。


4月から学校は新学期に入りました。

家計にとってはあれこれと費用のかさむこの時期。

「払ってよかった」と思ってもらえる学校であり続けられるよう、経営努力が必要なのかもしれませんね。


(文責:吉田俊也)


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