昨日まで東京に出張していたのですが、
そう言えばこんなニュースがあった、と思い出しました。
日経新聞より。
東京都内の一部公立小学校のPTAでつくる「東京都小学校PTA協議会」の定時総会が(6月)18日に開かれ、全国組織の「日本PTA全国協議会」から来年3月末に脱会する方向で手続きを進めることを賛成多数で了承した。
東京都小学校PTA協議会によりますと、
全国協議会では会員の意見があまり反映されず、
会費が有効活用されていない、といったことが脱会理由となっています。
定時総会では、総会出席者の8割以上が賛成と、圧倒的多数で可決、
といった状況だったようです。
同業者団体、業界団体というのは、その業界の社会的地位向上をはじめ、
業界の発展を願って結成され、運営されるものです。
が、長く運営を続けるうちに、あるいはその構成員が変化するうちに、
あるいはある種の権益が既得化するうちに、
目的を見据えた活動とは言えないような事柄が出てくることも
多くあるように思います。これは学校に限ったことではありません。
今回のニュースに挙がっている団体がそうであるかどうか、
私には知る由がないのですが、実態がどうであれ、
業界団体は特にこういったことに留意し、
自ら襟を正す姿勢を失ってはいけないと感じます。
(文責:吉田)