気候変動の影響でしょうか、災害の危険は日常的になってきた気がします。
備えはいかがでしょうか。日経新聞より。
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災害時に被災者が身を寄せる全国の指定避難所約7万9千カ所の約3割が、風水害による浸水想定区域に立地していることが(1月)20日、内閣府の調査で分かった。公共施設の多くは交通の便が良い場所にあり、避難所の適地である高台には少ないためとみられる。
まずは貴校園は避難所として指定されていらっしゃいますでしょうか。
いざというときの避難場所は、一定の広さやライフラインが必須となります。
学校はその意味で、避難所としての適切性を備えていることが多く、
指定を受けておられる私学もたくさんあるのではないでしょうか。
一方で、今回の調査では、指定避難所が浸水想定区域に立地しているケースが
3割とかなりの割合に上っていることが分かりました。
当然、水害時には使えなくなる恐れがありますし、
そもそもそんな場所を指定避難所にしていていいのか、
ということもあるでしょう。
対応はまず行政が行うのが鉄則だとは思いますが、
各校園でも災害時の施設設備の利活用について、
それぞれが情報を整えておくことが必要な気がいたします。
年度末が近づき、ご多用のこととは思いますが、
災害の発生は時期を選びません。
ぜひともご留意いただければと思います。
(文責:吉田)