本年最後のブログとなります。
今年もお付き合いいただきありがとうございました。
この記事で1年を締めくくりたいと思います。
日経新聞より。
(有料会員限定記事となっております。ご了承ください)
看護や介護、保育職の賃上げを協議する政府の「公的価格評価検討委員会」が年内にまとめる中間整理案が14日、明らかになった。介護や保育職の賃上げについて、進捗状況や目標の再検討を「3年ごとに行う」と記した。すでに平均賃金を上回る看護師はキャリアアップに伴う処遇改善を検討する方針を明記した。
今回のこの方針により、2021年度補正予算案において、
2022年2~9月の間、保育士には収入の3%に相当する
月9,000円の賃上げのための費用が計上されているとのこと。
その後については公定価格を見直して財源にする予定も示されています。
現状の保育士の賃金水準は303,000円(内閣官房による)。
全職種平均が352,000円で、これを大きく下回っています。
ここ数年で処遇改善が進んできたはずですが、
それでも十分でないとすればある程度の底上げは必須でしょう。
そして今回の方針には
「進捗状況の評価や目標・対策の再検討を3年ごとをめどに行う」
とも書かれているようです。
つまり、今後も段階的に賃上げがなされていく、ということです。
この点、公定価格の対象となっていない幼稚園にとっては、
世間の賃金水準を注視する必要がありそうですね。
ということがないよう、くれぐれもご留意いただければと思います。
それではまた来年、引き続きのお付き合いをお願いいたします。
よいお年をお迎えください。
(文責:吉田)