久しぶりに労働統計をご紹介します。
日経新聞より。
アルバイトやパートタイマーの時給が9カ月ぶりに最高を更新した。リクルートが(10月)14日発表した三大都市圏(首都圏、東海、関西)の9月のアルバイト・パート募集時平均時給は1102円と前年同月比11円(1%)上昇。2020年12月に付けた1100円を上回った。新型コロナウイルス禍でも需要が高い介護などの専門職や事務系がけん引した。10月の最低賃金改定に向けた販売などでの時給引き上げも押し上げ要因だ。
今や平均時給は1,100円台になっているのですね。
貴校園の時給はそのような状況を踏まえたものになっているでしょうか。
今回の調査結果を見てみますと、
職種別では「専門職系」全体が前年同月比20円(1.7%)高の
1,222円となっています。
学校教員も専門職と言ってよいでしょう。
自らの組織の賃金水準を改めて確認しておきたいですね。
そして下のグラフを見ていただくと、
事務系の時給が上がっているのも分かりますね。
「事務系」全体では前年同月比33円(2.9%)高の1,173円となっており、
上昇幅が大きくなっています。
先月から最低賃金も上がっていますから、その点も含めて、
人材採用をも見据えた適切な賃金水準をご検討いただければ幸いです。
(文責:吉田)