新学期がスタートする時期。
すでに各校園では十分にご留意いただいていることかと思いますが、
改めて確認を。日経新聞より。
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小中高校などの夏休み明けの新学期を前に、新型コロナウイルスが子どもを介して親に広がる懸念が強まっている。従来は親が子にうつすことが多かった。夏休みを延長して臨時休校とする自治体が相次ぐなか、12歳以上の子どもや教職員へのワクチン接種を進めて校内での感染拡大を防ぐ取り組みも出てきた。
上の文章がすべてを要約してくれている気がしますが、
まずは以前との状況変化についてしっかり押さえておきましょう。
当初は子どもたちは感染しにくいということでしたが、
ウィルスの変異後は決してそんなことはない、ということ。
下のグラフで確認しておきましょう。
夏休み中に増えているのが、学校再開後の心配をいっそう大きくします。
そして感染ルートの変化にも要注意です。
今春の感染拡大「第4波」までは親が会社や飲食店などで感染して家庭にウイルスを持ち込み、子どもにうつるケースが中心だった。しかし第5波は子どもから親にうつるケースが目立つようになってきた。
考えたくはありませんが、学校で感染した子どもが家庭内で感染を広げ、
症状がありながらも看護者を含めて自宅療養を強いられる、
というケースが多くならないとも限りません。
学校での活動の中には、感染リスクの高いものと低いものが
混在しているのが実情だと思いますので、
これまで以上にご留意いただき、活動を厳選していただく、
あるいはその方法を最大限工夫していただくことが
肝要ではないでしょうか。
(文責:吉田)