校則の話題がいろいろなところで出回っています。
個人的にはTwitterで見かけることが多いかな、と思いますが、
少しずつあり方が変わっていきそうな気配です。
日経新聞より。
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「ブラック校則」が問題化していることを受け、文部科学省は11日までに、社会や時代の変化に合わせて見直すよう求める通知を都道府県教育委員会などに出した。8日付。各校の校則を実態調査して改定を促した教委の具体例を示し、積極的な対応を要請した。
通知は都道府県を通じておそらく各校園にも届いていることと思います。
ぜひ一度ご確認ください。
理不尽な校則として話題に上りがちなのが、
下着の色や頭髪を細かく規制するもの。
もはや人権侵害ではとの指摘、批判もあります。
貴校園の校則は現在、どのような内容になっていますか。
せめてその内容を把握し、問題の有無だけでも明確にしておきたいところです。
しかしながら、これほどの指摘がなされながらも、
こういった校則がなかなか変わらない例も多いのが実情。
やはり抵抗を示す学校関係者もいるのかもしれませんね。
この記事の末尾にこう書かれていて、がっかりしています。
最終的に校則を決める権限は各校の校長にあり、学校ごとに教育方針が異なることを踏まえ、統一的な基準は設けなかった。
教育方針であれば人権侵害も許される、わけではないでしょう。
学校は社会の縮図であるはずです。
子どもたちが心身ともに健やかに育つよう、環境整備を進めてまいりましょう。
(文責:吉田)