ゴールデンウィークが過ぎてだいぶ経ちましたが、
こどもの日になると例年公表されるのがこの統計。
きちんと押さえておきましょう。日経新聞より。
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15歳未満の子どもの数が4月1日時点で前年より19万人少ない1493万人になった。1982年から40年連続の減少で、過去最少を更新した。総務省が4日、こどもの日を前に外国人を含めた推計人口を発表した。
年少人口は15歳未満の子どもの数を示す用語ですが、
その中でも年齢が低いほど子どもの数が少なくなっていて、
中学生にあたる12~14歳は324万人なのに対して、
0~2歳は265万人となっています。
少子化が進行しているのがよく分かります。
長期のトレンドで見ても、総数のピークだった1954年の2989万人からほぼ半減。
1970年代前半の第2次ベビーブーム前後を除けば減り続けています。
総人口に占める子どもの割合も前年よりさらに下がり、11.9%となりました。
こちらも1975年から47年連続で割合が縮小しています。
1950年には総人口の3分の1を超えていたわけですから、
人口の構成が大きく変化していることが分かります。
ちなみに65歳以上の高齢者は28.9%と、3分の1に迫っていますね。
人口に関する統計はいろいろとありますが、
貴校園にとっても重要なデータのひとつだろうと思います。
適切な規模設定を目指すためにも、ぜひともご参考になさってくださいね。
(文責:吉田)