寝ても覚めても学校のこと。~学校経営の経営課題(人事・財務・募集・施設などなど)について考えるブログ~

大阪の学校経営コンサル会社/株式会社ワイズコンサルティングが、学校経営に関する情報を収集し発信するブログです。

授業の質をAIで分析

そういう時代が来ているんですね。

日経新聞より。

 

www.nikkei.com

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「AIなんかに評価されてたまるか」

と、表題を見ただけで毛嫌いされる教員さんもいらっしゃるでしょう。

お気持ちはよく分かります。

が、授業をより良くしていくためのひとつの視点としてAIを活用してみる、

ということはあってもいいのではないでしょうか。

 

コニカミノルタは2022年度にも、小中学校の教員向けに自身の授業を分析できるサービスを発売する。授業の映像などを人工知能(AI)が分析し、生徒の様子や習熟度合いなどを確認する。データを活用して、若手教員の育成を効率化する。

 

教室にカメラとマイクを設置。教員と生徒の動きや発言を記録することで、

「教員が重要なポイントを板書で示した時に生徒が注目したか」

「意見を求めた時に発言があったか」などを数値化するそうです。

さらには、生徒がデジタル教材を使って課題を解いた時のデータとも

組み合わせて、習熟の遅れや課題の取組時期なども把握できるとのこと。

客観的なデータを取れるという意味では活用の余地が大きそうです。

 

教員の採用倍率が低くなっている中で、

人材不足を何かしらで補う必要性も高くなっています。

本記事のAIデータを基に、指導役の教員が若手教員に助言することで、

教員の研修効果を高めるねらいもあるそうです。

なかなか興味深いですね。

 

(文責:吉田)

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