先月の記事ですが、短く確認しておきましょう。
日経新聞より。
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新年度に向け需要の最盛期にある人材派遣市場で平均時給が上昇している。人材サービス大手エン・ジャパンの調査で2月の平均時給は調査開始以来の最高を更新した。相対的に時給が高いIT(情報技術)系や営業職の求人が回復し、全体の平均時給を押し上げた。主力の一般事務や販売などの需要は落ち込みが続き、コロナ下の回復の差が時給相場に表れている。
まずはIT人材の枯渇感を確認しておきましょう。
求人は増えている一方、希望にかなう人材が不足しているのでしょう、
時給はかなり上がってきています。
下のグラフでご確認ください。
貴校園ではICTを担当される教職員さんは足りておられますでしょうか。
情報通信に関する技術は日進月歩、いやそれ以上のスピードです。
学校のインフラ整備とその後の安定運用のためにも、
人材は非常に重要な要素でしょう。
ではIT人材以外はどうかと言えば、派遣の案件自体が減っている、
と記事は伝えています。
全体の案件数は20年5月以降、前年同月を4割以上下回る推移が続いている。この中で2月はIT系が占める割合が14%と前年同月の約2倍。20年3月まで6割を超えていた主力の「オフィスワーク・事務系」は47%と5割を下回った。
新年度を迎え、各校園とも新たな体制で臨んでおられることと思います。
派遣職員さんを含め、自校園の人員構成については目の前のみならず、
中長期を見据えてのシナリオをぜひお持ちいただき、
本年度も恙ない学校運営を目指していただければと思います。
(文責:吉田)