寝ても覚めても学校のこと。~学校経営の経営課題(人事・財務・募集・施設などなど)について考えるブログ~

大阪の学校経営コンサル会社/株式会社ワイズコンサルティングが、学校経営に関する情報を収集し発信するブログです。

今春大卒内定率82.2% 昨年12月

少し古くなってしまった情報ですが共有させていただきます。

日経新聞より。

 

www.nikkei.com

(有料会員限定記事となっております。ご了承ください)

 

今春卒業予定で就職を希望する大学生の昨年12月1日時点の内定率は、前年同期比4.9ポイント減の82.2%だったことが(1月)15日、文部科学、厚生労働両省の調査で分かった。7.0ポイントの急落だった昨年10月時点より減少幅は小さくなったが、新型コロナウイルスの影響が続いている実態が浮き彫りになった。

 

この調査は国公私立大のうち62校を抽出調査したものです。

文理別では、文系が5.6ポイント減の81.3%、

理系が2.1ポイント減の86.0%。文系がより大きく落ち込んでいます。

そして高専は97.1%(1.6ポイント減)だった一方で、

短大は14.4ポイント減の57.6%、

専修学校(専門課程)は11.7ポイント減の64.4%と大幅減。

想像できたことではありますが、就職環境は厳しい状況が続いているようです。

 

ちなみに、高校生については昨年11月末時点の就職内定率は80.4%と、

前年10月末時点と比べ3.2ポイント上昇しているそうです。

記事によれば、景気悪化で就職希望から進学に切り替えた生徒が

増えたことが要因とみられ、ここにもコロナ禍の影響が及んでいます。

 

就職に関しては産業界における対応が

まず何より期待されることではありますが、

このような状況下においても、

子どもたちの学びを止めないこと、

社会との接点を持ち続けることを、

学校からも支えていきたいですね。

 

(文責:吉田)

www.ysmc.co.jp