教育現場へのICT導入が一気に加速した現在。
ツールの不足も出てきているようです。
日経新聞より。
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ノートパソコンの国内出荷台数が急速に増加している。電子情報技術産業協会(JEITA)は(10月)22日、9月の出荷台数が前年同月比61.2%増の133万4千台となったと発表した。小中学校に1人1台を配備する「GIGAスクール構想」で地方自治体からの受注が増えた。ただ、急速な需要増で液晶パネルの在庫が不足し、今後は部材調達が滞る懸念もある。
6割増!すごいですね。
私学の中にはコロナ禍前にすでに1人1台の状態が
確保されていたケースも結構あるかもしれませんが、
公立校はこのタイミングで一気に進んだことと思います。
ですが、1.6倍となるとさすがに生産能力が心配になります。
記事の末尾には部材調達のひずみについても記載があり、
中でも液晶パネルが不足しそうだとのこと。
ある業界関係者は「各社が在庫を取り合っている状況だ」と危機感を募らせる。新型コロナウイルスを受けた「巣ごもり需要」でテレビ販売も好調なため、パネル需給は逼迫している。ようやく動き始めたGIGAスクール構想だが、サプライチェーン(供給網)の混乱で足をすくわれる可能性もある。
今後に端末の調達を考えておられる学校園におかれましては、
状況を確認しておかれるほうがよいのではないでしょうか。
ちなみに、パソコン全体の出荷台数は25.7%増。
実はこれ、5カ月ぶりに前年実績を上回ったそうです。
デスクトップパソコンの販売数は減少しているようですので、
PCの主流はノートになりつつあるといってもいいのかもしれませんね。
(文責:吉田)