寝ても覚めても学校のこと。~学校経営の経営課題(人事・財務・募集・施設などなど)について考えるブログ~

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東京・開成高でなりすまし登校

そんなことあり得るの?

しかもあの有名校で?

と叫んでしまいました。日経新聞より。

 

www.nikkei.com

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この記事、非常に短い記事ではありましたが、驚きは反比例しました。

 

国内有数の進学校として知られる私立開成高(東京・荒川)で、今春合格した男子生徒の名前をかたって別の男性が遠隔授業に参加したり登校したりしていたことが30日、分かった。開成高は「なりすまし登校」と認定。9月に男子生徒を除籍処分とし、男性は立ち入り禁止にした。

 

今年はコロナ禍で遠隔授業があったからこのようなことが起きたのかな、

とも思ったのですが、登校もしていたと記事にありまたびっくり。

登校を続けていた人物がどこかのタイミングで入れ替わったのであれば

分かったことかもしれませんが、最初からその生徒だと認識してしまえば、

確かに判明まで少し時間がかかってしまうのかもしれません。

 

7月下旬になっても、成績や人物評価が記された「指導要録」が生徒の出身中学から届かず、調査を開始。指導要録は別の高校に送付され、生徒はこの高校に通っていることが分かった。

おそらく、ご本人はこのようなしくみがあることを知らなかったのでしょうね。

学校間の連携が重要であることを改めて思い知らされます。

 

このような事例が他にもある、とは思いませんが、

思い込んでいたことに足元をすくわれる、

ということは日常に潜んでいるかもしれません。

もう一度基本を徹底しよう。

そう思わされた記事でした。 

 

(文責:吉田)

www.ysmc.co.jp