本日は統計を短めにご紹介します。
雇用環境は変化してきているようですね。
日経新聞より。
(有料会員限定記事となっております。ご了承ください)
リクルートジョブズが10日に発表した三大都市圏(首都圏、東海、関西)の5月のアルバイト・パート時給で、飲食関連の「フード系」が前年同月比でマイナスとなった。人手不足によるバイト時給の上昇をけん引してきたが、新型コロナウイルスによる求人減少の影響が時給にも表れた。
ちなみに上記「フード系」の5月時点の募集時平均時給は1006円。
これは前年同月比で0.9%下がっているそうです。
そして、前年同月を下回るのは2011年1月以降で初めて、
というのですから驚きです。
飲食店でのアルバイト時給はここ10年、上がり続けていたのですね。
その他の業種においても、「販売・サービス系」が1.3%、
「チラシ・パンフレット配布」が10.2%、
「宿泊施設関連(旅館・民宿)」が3.7%、
それぞれ下げています。
記事には「サービス系で下げ幅の大きい職種が目立った」と書かれています。
ただし、全体の募集時平均時給はなんと2.3%アップ。
その理由は、時給水準が低い飲食やサービス系の求人が減ったこと。
統計を読むときには本当に注意が必要ですね。
(文責:吉田)