新年度のスタート、いろんなことがあるにもかかわらず、
保育所は止まっていないところが多くあります。本当に頭が下がります。
その保育所、入所倍率はどうなっているのでしょうか。
日経新聞より。
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この記事は都市部の状況を扱ったものです。
東京23区と全国の政令指定都市においては、
4月の認可保育所への入所倍率が平均1.01倍。
これは前年4月の1.05倍からやや下がっているそうです。
全体でみればやや入りやすくなったようですが、
地域によっては1.3倍から1.6倍になっているところもあり、
待機児童が発生している様子がみられます。
平均倍率が下がったのは保育所の整備が進んだこともありながら、
学校関係者として気になるのは少子化のこと。
今回の調査では、保育所の申込者総数は計約18万人となり、前年比微減。
記事にも
「日本全体の少子化を受け、主要自治体でも申込者数に頭打ち感がみられる」
と書かれています。
年度によって、地域によって、少子化の波の大きさは異なりますが、
いよいよ本格的に学齢人口が大きく減ってくるタイミングとなります。
保育所の状況は学校のマーケットの推移を先んじて教えてくれる、
とも言えますので、このニュースを参考に、
将来の学校規模設計を進めていただければと思います。
(文責:吉田)