貴校園では近時、入学金や授業料の改定をされましたか。
昨年度の私立高校の納付金改定状況が発表されました。
平均値ではありますが。
文部科学省HPより。
平均値としては、上昇しています。
都道府県別に見ても、ここ5年上昇傾向であると言えるでしょう。
ただ、以前と比較したときにその伸び率はやや落ちている?
かもしれません。
現時点ではきちんと分析していないので推測ではありますが。
もしそうだとすれば、消費増税を見越した据え置きが多いのか、
簡単に値上げできなくなったということなのか…
このあたりのことも、次年度あるいは次々年度のデータを確認すれば
明らかになることでしょう。
ちなみに、大学のデータも発表されています。
平成23~25年ごろはいったん減少傾向になったものの、
その後また増加率が大きくなってきていますね。
首都圏を中心とした定員管理と関連があるのでしょうか。
こちらも追って分析してみたいと思います。
経済活動の原則は、「サービスの価値=販売価格」。
学校の場合は価格の自由度が低いので必ずしもこうはなりませんが、
教育活動の価値を高めて価格の適切さが伝わるといいですね。
(文責:吉田)