寝ても覚めても学校のこと。~学校経営の経営課題(人事・財務・募集・施設などなど)について考えるブログ~

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オリエンタルランドの賃金施策

人手不足をいかに解消するか。

各企業も知恵比べを加速させていますね。

あの人気企業もこんな新たな取組を始めたようです。

日経新聞より。

 

www.nikkei.com

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オリエンタルランドは1日、2018年度の東京ディズニーリゾートTDR、千葉県浦安市)の入場者数が4年ぶりに過去最高になったと発表した。前年度比8%増の3255万人だった。新エリアの開業などを控え、入場者数は増加を続ける見込み。19年度からアルバイトに業績連動の賞与を支給するなど、人手不足を受けて人材への投資を拡大する。

 

この会社の中期経営計画では、2020年度に

「過去最高の入場者数」を達成する目標を掲げているそうで、

これを達成するために人材投資に力を入れています。

その具体的施策として、

  • 2万人のアルバイトに業績連動の賞与を支給
  • 再雇用する60歳以上の約200人のシニア社員の年収を引き上げ

が挙げられています。

ちなみに、業績連動賞与の額は

「経常利益が十数億円を上回れば、2万~6万円ほど」

とされていて、対象はフルタイムで働くアルバイト、とのことです。

 

 

既にお気づきかもしれませんが、ここで言う「業績連動」というのは、

売上や利益の額に比例して、というニュアンスで用いられています。

学校や幼稚園では、この「業績連動」の考え方はなかなか採りにくい

かもしれません。

ただ、業績がどうであっても固定額を支給する、

という「完全固定制」の賞与は限界を迎えつつある、とも思います。

さて、貴校園では今後の賞与をどう考えられますか。

 

(文責:吉田) 

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