寝ても覚めても学校のこと。~学校経営の経営課題(人事・財務・募集・施設などなど)について考えるブログ~

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「話す」英語入試、21年度から

英語入試のカタチはいつ落ち着くんだろう…

と思っていたら、大学入試ではなく、高校入試でこんな話題が出てきました。

日経新聞より。

 

www.nikkei.com

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東京都は14日、2022年度入学分の都立高入試から英語の話す能力を評価する試験(スピーキングテスト)を活用する方針を公表した。21年度から都内の公立中3年の全生徒や受験予定者が試験を受けることになり、現在の小学6年以降が該当する。テストは民間の実施団体を公募して独自に開発し、タブレット端末を使って行う。

 

高校入試でスピーキングテストが始まるんですね。

すでに福井県では民間試験を活用し導入しているとのことですが、

タブレット端末を使った全受験生への独自テストは

全国の都道府県の中で東京都が初めてとのことです。

 

ちなみに、テストは11~12月の土日・祝日に行うそうです。

高校入試のタイミングとしてはかなり早めですね。

 

さて私学ではこのような取組があるのでしょうか。

あるいは、将来に向けて導入を検討している例は多いのでしょうか。

個人的な感想の域を出ませんが、

私学の入試はもっと多様性があっていいと思います。

英語能力をどう評価するかについても、

先進的な事例が出てくるといいなあ、と思っているところです。

 

入試は学校と生徒をマッチングさせる場。

お互いに最適の選択ができるよう、

それに見合った入試が増えていくことを期待したいですね。

 

(文責:吉田)

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