寝ても覚めても学校のこと。~学校経営の経営課題(人事・財務・募集・施設などなど)について考えるブログ~

大阪の学校経営コンサル会社/株式会社ワイズコンサルティングが、学校経営に関する情報を収集し発信するブログです。

幼保無償化 300万人対象

幼児教育無償化が閣議決定されましたね。

今月中旬の話題ですが、お許しください。

日経新聞より。

 

www.nikkei.com

 

政府は12日、幼児教育・保育を無償化する子ども・子育て支援法改正案を閣議決定した。3~5歳児は原則として全世帯、0~2歳児は低所得世帯が対象で、計約300万人が恩恵を受ける見通し。消費税率の10%への引き上げで得る財源を現役世代に回し、子育て世帯への保障を充実させる。一方、無償化で入所希望者が増え、待機児童問題が深刻になる懸念もある。

 

子育て支援は現代において非常に重要な課題です。

そんな中で、早くから実施が予定されていたこの無償化施策は、

子どもたちを受け入れる幼稚園や保育所にとっても

関心の高いテーマかと思います。

 

10月から3~5歳児は幼稚園や認可保育所認定こども園などの利用料が全額無料になる。0~2歳児は、住民税が非課税の低所得世帯を対象とする。

認可外の保育施設を利用する場合も3~5歳児で月3万7000円、0~2歳児で月4万2000円を上限に利用料を補助する。ベビーシッターの利用料なども対象に含まれる。

 

この施策によって、幼稚園や保育所の経営はどう変わるのでしょうか。

私の知るところでは、本件の詳細情報はまだそれほど明らかではない、

とのことで、各園の管理職は少々戸惑っておられるご様子です。

新年度の園児の受け入れ準備が本格化する中で、

果たして10月からどんな形でお金が出入りしていくのかが

はっきりしないので不安が大きくなるのは無理もありません。

 

まずはできる範囲での情報収集を。

そして、それを受けての園の経営方針を早めに立案し、

関係者と共有したいところですね。

このブログでも引き続き採り上げていこうと思います。

 

(文責:吉田)

www.ysmc.co.jp