まずは本日、学校経営セミナー開催日となっております。
台風が気になるところですが、今日の大阪の予報はくもり。
雨が落ちなければ…と願っておりますが、
もし雨でも会場までは濡れずにお越しいただけます。
お申込みいただいた皆様、くれぐれもお気をつけてご来場ください。
さて先月末ごろ、こんな記事が日経新聞に掲載されました。
2040年の高等教育のあり方を議論する中央教育審議会の部会は26日、18歳人口が急速に減少することを見据え、国立大の定員規模を見直すべきだとする答申案を大筋で了承した。意見公募の結果などを踏まえ、11月に正式にまとめる予定。文部科学省は答申を受け、国立大学協会などと具体的検討を始める。
答申案は40年の大学進学者を、17年より2割減の約51万人と推計した。高校卒業者を主に受け入れる現在の仕組みでは規模を維持できないと指摘。国は国立大と議論し大学の特色や地域性を踏まえ、役割と規模について方向性を出すとした。
2040年…今から22年後です。
それは長い時間のようにも感じますが、
学校における施設整備のスパンから考えればそう長くもない 、
という考え方も成立するでしょう。
そしてその頃、国立大学の数を、そしてそれぞれの規模を、
どのようにしていくかについて今年中に内容をまとめる、
という予定のようです。
その中で、すでにその名前が出回り始めている、
「一法人複数大学制」「大学等連携推進法人」「地域連携プラットフォーム」
といったものの具体が見えてくるかもしれません。
さてそれでは私学の各校園はその頃、どんな舵取りが待っているのでしょうか。
国立大学の状況を見ながら考えていく、それは重要なことですが、
それ以上に重要なのは、自校園をどうしていくのかを
「主体的に」構想することではないでしょうか。
将来設計は自ら行うのが私学の原則であり、私学の特権でもあります。
さて、どんな学校を作っていきましょうか…?
(文責:吉田)