昨日の朝刊に、こんな記事が新聞に載りました。
日経新聞より。
わりあい早い時期から話題になっていた、子どもたちの荷物の多さ。
文科省がこんな通知を発しました。
この通知の中で、「児童生徒の携行品に係る工夫例」として、
以下のような内容が掲載されています。
一部抜粋いたします。
【日常的な教材や学習用具等について】
○ 宿題で使用する教材等を明示することにより、家庭学習で使用する予定のない教材等について、児童生徒の机の中などに置いて帰ることを認めている。
○ 同じ日の授業で多くの学習用具を用いる場合には、予め数日に分けて持ってくるよう指導するなど、児童生徒に教材等を使用する見通しを明らかにして、携行品の分量が特定の日に偏らないようにしている。
○ 部活動の用具のうち、個人が所有するものについて、鍵のかかる部室やロッカーであれば、置いて帰ることを認めている。【学期始め、学期末等における教材や学習用具等について】
○ 学期末に持ち帰る学習用具の中で大きいもの(水彩道具、習字道具、鍵盤ハーモニカ、裁縫道具等)については、1日1つになるよう計画的に持ち帰るとともに、給食エプロンや体操服、上靴などを持ち帰る金曜日に重ならないよう指導している。
【その他留意している点について】
○ 児童生徒の持ち物について、盗難防止等の観点から、放課後は施錠するようにしている。
○ 教材等について、置いて帰ってもよいものについては、年度当初にリストを配布して児童生徒に周知している。
○ 日頃から学校に置いていくことを認めているものや学期末に持ち帰るものについて、学年通信等の文書で保護者に連絡し、周知している。
個人的には、最後の【その他留意している点について】の工夫は
しくみづくりにおいて重要性が高いように感じました。
ちなみに…
かなり古い記事なのですが、
この朝日新聞の記事には映像が埋め込まれていて、
思わず見入ってしまいました。
さて登下校の安全は私学にとっても大きなテーマです。
御校ではどのような指導をされていますか?
一度、生徒さんの荷物を持ってみてもいいかもしれませんね。
(文責:吉田)