寝ても覚めても学校のこと。~学校経営の経営課題(人事・財務・募集・施設などなど)について考えるブログ~

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2018年度「学校情報化優良校」21校が決定!

日本教育工学協会(JAET)では、

2018年5月14日までに、つくば市立沼崎小学校など22校を

「2018年度学校情報化優良校」として認定しました。

 

そもそも、学校情報化優良校とは?

 

日本教育工学協会のホームページには、学校情報化認定について以下のように記載されています。

ホームページ:学校情報化認定日本教育工学協会(JAET)

日本教育工学協会(JAET)は、

教育の情報化の推進を支援するために、学校情報化診断システムを
活用して、

情報化の状況を自己評価し、総合的に情報化を進めた学校(小学校,中学校、高等学校)

を認定する学校情報化認定に2014年度から取り組んでいます。

「教科指導におけるICT活用」「情報教育」「校務の情報化」に

積極的に取り組んで いる学校を称え、

学校情報化優良校として認定します。

とあります。

 

なるほど、教育のICT化に関わる部分での取り組みを評価してくれる組織なんですね。

では、実際にどのようにして評価しているのでしょうか。

JAETのホームページを引用しますと、

f:id:ysconsult:20180518133622p:plain

出典:日本教育工学協会ホームページ

 

 とあり、自己評価→基準チェック→委員会の審査、認定と進むようです。

 

では、学校情報化優良校認定されると、どのようなメリットがあるのでしょうか。

f:id:ysconsult:20180518140545p:plain

出典:日本教育工学協会ホームページ

(赤下線は筆者が付記したものです)

 

さまざまなメリットが記載されていますが、個人的に注目した項目としては、

  • 全国の学校の情報化レベルと比較することが可能である。
  • 優良校のエビデンスを参照することができ、参考にすることができる。
  • 先進的な学校づくりに取り組む教職員への信頼が高まります。
  • これまでの教職員の努力を証明できる。
  • 自校職員にも、自校の情報化の現状をきちんと理解させるきっかけとなる。

といった点です。

 

認定校はほとんどが公立校ですが、一部私立校も認定されています。 

具体的な方策決定に至っていない学校法人にとっては、他校の実践状況を確認できるよい機会になるのではないでしょうか。

ICT教育推進のために一度ご検討されてみてはいかがでしょう。

 

(文責:長森)

www.ysmc.co.jp