寝ても覚めても学校のこと。~学校経営の経営課題(人事・財務・募集・施設などなど)について考えるブログ~

大阪の学校経営コンサル会社/株式会社ワイズコンサルティングが、学校経営に関する情報を収集し発信するブログです。

学校における教育の情報化の実態等に関する調査結果

昨年末にこんな調査結果が発表になりました。

文科省HPより。

 

平成28年度学校における教育の情報化の実態等に関する調査結果(概要)【速報値】

 

まず特筆すべきは、タブレットの導入が加速していることです。

前年度を上回る台数の増加となっており、ここ3年で約5倍と、

導入が進んでいることが分かります。

 

また、電子黒板は着実に増加しており、

普通教室の4分の1(24.4%)に設置されている、という結果です。

 

一方で、地域間格差は依然大きく、

例えば「教育用コンピュータ1台当たりの児童生徒数」では、

最も率の高い佐賀県が1.9人/台なのに対し、

最も低い神奈川県は8.0人/台と、4倍の開きがあります。

電子黒板はさらに顕著で、こちらも最高は佐賀県の128.5%なのに対し、

最低は群馬県の11.3%となっています。

 

以前の本ブログでもご紹介した通り、

公立校では、以下の方針に基づき、

ICT環境の整備を進めることが予定されています。

平成30年度以降の学校におけるICT環境の整備方針について

 

さて、御校のICT環境整備方針はありますか?

学習ツールとしてのICT環境は「当たり前」という時代に突入しようとしています。

導入するにせよ、しないにせよ、そこには

御校なりの筋を通す必要があるでしょう。

この機会に一度ご検討いただくことをお勧めいたします。

 

(文責:吉田)

www.ysmc.co.jp