寝ても覚めても学校のこと。~学校経営の経営課題(人事・財務・募集・施設などなど)について考えるブログ~

大阪の学校経営コンサル会社/株式会社ワイズコンサルティングが、学校経営に関する情報を収集し発信するブログです。

授業見学や研修体験、教員志望者向け「東京の学校見学会」

今年も残すところあとわずかとなりました。

年齢を重ねるごとに時の流れが早くなってきたなと感じる今日この頃。

子どもの頃は、

「あと何日でお正月だ!」とか「あと何日で冬休みだ!」なんて

指折り数えたものですが、

最近では、

「もう1年経ったのか。時間がたつのは早いなぁ。」

などと考えるようになってしまいました。

 

年齢を重ねるごとに経験が増え、

新たな発見や感動する気持ちが薄れてきているのかもしれないなぁと

反省をしている今日この頃です。

今後は、仕事に流されることなく日々の発見を大切に過ごしていこうと思います。

 

そんな当たり前に流されないように少し考えたことをご紹介させていただきます。

 

resemom.jp

 

記事によると

東京都教育委員会では、

東京都の教員を志す人や関心を持つ人に公立学校のようすを

実際に見学・体験してもらい、

理解を深めてもらうことを目的に

毎年見学会を実施している。

小中学校においては

授業見学や現職教員との懇談などが、

教職員研修センターでは研修体験などが予定されている。

とのことです。

 

この授業見学や研修体験は毎年実施されているので特別珍しくないのですが、

この仕組みを私学でも取り入れられないものかと考えてみました。

 

私学の場合、それぞれの学校法人で研修や実習を受け入れられると思うのですが、

それではその学校だけの魅力しか伝わらないのではないでしょうか。

  

例えば、どこの幼稚園や学校に通うかと検討するときには

様々な学校の説明会やオープンキャンパスに行くのではないでしょうか。

「あの幼稚園のこんなところが良かった!」とか、

「あの学校の制服を着てみたい!」のようなところから学校選びが始まると思います。

 

では、同じ学校選びではありながらも、「仕事選び」、

すなわち教員を御校でやりたいと思ってもらうにはどうすれば良いのでしょうか。

そのためには学校の良いところ、しかも公立の学校にはない私学ならではの良さを伝える必要があるように思います。

ではどのように伝えれば良いのか。

 

例えば

学生の夏休みや春休みを使い、

教育実習という形ではなく、ちょっと学校体験を1週間程度してもらう。

それをさまざまな学校とも協力して行う。

学年も1年生から4年生まで受け入れる。

ちょっとした旅行のようなイメージです。

世界一周旅行のような感じで学校を体験できれば

学生もワクワクするんじゃないかなと。

 

優秀な人材を確保することはどの学校でも大きな課題になっていると思います。

学生に先生という職業がどの仕事よりも楽しく感じてもらえたら、

学校の先生の成り手がどんどん増えるような気がします。

これからは学校内はもちろんのこと学校を飛び越えて協力が出来れば、

御校だけでなく、私学全体が活性化するのではないでしょうか。

 

 

(文責:長森)

www.ysmc.co.jp