寝ても覚めても学校のこと。~学校経営の経営課題(人事・財務・募集・施設などなど)について考えるブログ~

大阪の学校経営コンサル会社/株式会社ワイズコンサルティングが、学校経営に関する情報を収集し発信するブログです。

2018年トレンド予測

リクルートホールディングスは2017年12月12日、

美容・飲食・住まいなど8領域について、2018年のトレンド予測を発表しました。

 

www.recruit.jp

 

美容、アルバイト・パート、人材派遣、社会人学習、人材マネジメント、飲食、婚活、住まいの8領域における2018年のトレンド予測キーワードがこちらです。

  • 来るスマ美容師(美容領域)
  • 年功助力(アルバイト・パート領域)
  • 熟戦力(人材派遣領域)
  • まなミドル(社会人学習領域)
  • ボス充(人材マネジメント領域)
  • ピット飲食(飲食領域)
  • お見せ合い婚(婚活領域)
  • 育住近接

 

ネーミングだけである程度の内容が推測できるでしょうか。 

この中で、個人的に気になったのが「ボス充」です。

 

 生活を楽しみ、社外活動が充実しているマネジャーは、
会社や社会にいい影響を与え、メンバーから信頼されています。
そのようにボスが充実している状況を「ボス充」と呼びます。

 

このようにボスが充実している状況を「ボス充」と呼ぶそうです。

 

企業における働き方改革は第2フェーズに突入しています。

リクルートの調査では、

残業削減実施を実施している企業は85.7%となっており、

削減した余剰時間を有効に活用する上司が増加しているそうです。

 

また、上司に対する若者の評価基準の変化が起こり、

「仕事人間」「会社人間」な上司よりも、

社外活動が充実しているほうが人間的に魅力があると思う、

と答えた20代一般社員は40.2%で、

今の50~60代とは労働時間や働き方に関する考え方が違う

と回答した20代は78.8%に上ります。

 

働き方改革により、仕事だけでなく、仕事以外にも注目が集まっています。

 

では、学校における働き方改革はいかがでしょうか。

以前、このブログでもご紹介いたしましたが、

学校の管理職は長時間労働となっているケースが多く、

なかなか改善が進んでいないところもあると思います。

 

私自身、実際に労働時間削減に取り組まれている幼稚園、学校のお話を

見聞きする機会も増えてきました。

すると、長時間労働是正が進んでいない組織もある一方で、

中には、定時にほとんどの方が帰っているなんてお話しも伺いました。

その管理職の先生は、

「先生方には仕事を長く続けて欲しいし、家族も大事にしてほしい。」

と仰っていました。

本当にその通りだと思います。 

 

長時間労働が是正された後は先生方の「ボス充」が待っています。

皆さまのワーク・ライフ・バランス実現のため、

2018年度は校外活動の充実にも目を向けてみてはいかがでしょうか。

 

(文責:長森)

www.ysmc.co.jp