私立、公立の有名校が数多く立地する、閑静かつ上品な街並みが印象的な地域です。
弊社発行情報誌の9月号「教えて、事務長先生!」でご登場いただいたのは
大阪夕陽丘学園の事務局長、山田清さんです。
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山田さんには以前から弊社主催セミナーにご参加いただいており、
その都度、穏やかながら熱心にご受講いただけることをいつも感謝しておりました。
今回のインタビューでも、非常に話しやすい雰囲気を醸されつつ、
一方で学校を永続させていくことへの熱意をひしひしと感じました。
もともと一般企業で勤務されておられた山田さんですが、
学校へと転進された際、企業でのご経験を活かすということよりも、
学校のことを一から学ぼうとされたとのこと。
言葉で言うのは簡単ですが、なかなかできないことなのではないか、
と強く感銘を受けました。
また、記事にも登場するのですが、学園全体の経営を管理する中で、
重視しておられるのが「コミュニケーション」。
期日や時間を定めたミーティングは当然実施されているのですが、
それだけでなく、時間が空けば各管理職のもとに足を運ぶようにしている、
とのこと。
とにかく日常的にお互いの様子を知るようにしているそうです。
山田さんのこの行動に端を発し、今では校内の管理職どうしが
密にコミュニケーションをとることが習慣になっているようです。
確かに私がこれまで訪問させていただいた際にも、
理事長や事務局長、校長、教頭とが顔を見合わせながら
「その話、知らないけど?何のこと?」
といった風景を見たことがありません。
経営課題をなるべくタイムリーに把握し、共有するためにも、
このささいな行動が重要であることを再認識させられます。
学校改革を進められる中で、労使交渉等、
厳しい場面にも率先して先頭に立たれる山田さん。
そこにも、コミュニケーション重視の姿勢が表れています。
新たな仕組みの導入においても慌てることなく、
しっかりとお互いの主張を場に出し合って結論に至っておられることは
組織力を強めるという大きな副産物が得られているように思います。
来月10月号は山田事務局長へのインタビューの後編となります。
こちらもぜひお楽しみに。
(文責:吉田)