先週金曜日、弊社主催セミナーを開催いたしました。
タイトルは「学校経営を取り巻く課題の総点検」。
普段はグループディスカッションの時間をたっぷり取った、
アクティブラーニング型の研修を実施している弊社ですが、
毎年このテーマだけは座学中心の研修会とさせていただいております。
とはいえ、オープニングの名刺交換、そしてGood&Newはいつもどおり。
(セミナー当日の風景です)
さらには今回、冒頭と締めでSWOT分析を実施していただき、
短時間ではありましたがグループでの共有も行いました。
私学の経営環境は年々厳しさを増しています。
本ブログでも外部経営環境にまつわる話題を日々採り上げているものの、
それらは枚挙に暇がありません。
一方で、世間にはフェイクニュースと呼ばれるものも多くある、
などと言われており、その真偽を確認しながら日常業務に活かす、
というのは非常に骨の折れることです。
この日のセミナーでは、様々に飛び交う情報をまとめて一気に、
しかも事実ベースの統計資料を中心にお届けすることに主眼を置きました。
日頃お忙しくてなかなか根拠の確かな情報を収集しづらい
私学関係各位に、少しでもご参考になれば、と願っている次第です。
(セミナー当日の風景です)
講師を務めさせていただいた弊社木村も、
準備段階から極度の緊張感に襲われていましたが、
皆様のお役に立ちたいと、全力を尽くしました。
当日はご参加各位のご協力をいただき、
おかげさまで有意義な学びが展開されました。改めてお礼申し上げます。
このテーマを扱う際、毎年悩ましく思うのは、
「幅広」を目指すのか「奥行」を目指すのか、ということ。
つまり、なるべく数多くの環境要因をご紹介するのか、
あるいは数を絞ってそのひとつひとつを掘り下げて考察するのか…
限られた時間で外部経営環境を取り扱うには、
力点をどちらかに置かざるを得ません。
例月実施させていただいているセミナーではテーマを限定し、
後者に寄ったセミナーを開催させていただいておりますので、
今回はそうではないものを、ということで弊社内の意見を統一しました。
また「総点検」というタイトルを付している以上、
やはり前者を目指すべきとの判断のもと、
今回のセミナーを実施させていただきました。
結果、「奥行」が足りない、とのご意見も頂戴した一方で、
こんな嬉しいご感想もいただきました。
・広範囲にわたってまとまった資料と説明が参考になった。
・データに基づいたPEST分析、広い視点で課題を確認することができました。
・直近の行政、経済、市場についてよく理解できました。本項の課題とリンクすることが多いことも分かりました。
どうすればお役に立てるだろうかと手探りを続ける弊社にとって、
皆様のご意見はとても貴重で、有難いものです。
今後もどうぞよろしくお付き合いください。
ちなみに次回セミナーは前回超満員だった「接遇」セミナーです。
9月も多くの方のご参加をお待ちしております。
(文責:吉田)