寝ても覚めても学校のこと。~学校経営の経営課題(人事・財務・募集・施設などなど)について考えるブログ~

大阪の学校経営コンサル会社/株式会社ワイズコンサルティングが、学校経営に関する情報を収集し発信するブログです。

今週の新聞記事より

週末があっという間にやってきます。

被災地の皆さんに思いを致しながら…今週(と先週分を少しだけ)の新聞記事で私がチェックしたものをお伝えします。

前回試しにやってみたところ、結構ご好評を頂いた?ので、恒例化しようかと思案中です。

 

まずは保育所をめぐる日本経済新聞の記事から。今週もたくさんありました。

f:id:ysconsult:20160422073612j:plain

こちらは料金の自由化で一般企業化を勧める内容になっているようです。

保育所に関わる身として、共感できる内容を含んではいますが、認定こども園制度がなかなか定着の兆しを見せないことと同様、長らく続いてきた幼稚園とのすみわけをどうするか、実現が見通せないもどかしさも感じます。

 

ちなみに本日の日本経済新聞には

「保育士月給1.2万円上げ」

との表題で、1面に大きな記事が掲載されています。

保育士の待遇改善が進めば保育所としては歓迎されますが、一方で幼稚園教諭がこれまで以上に集まりにくくなる可能性もあります。

今後の動向に注意が必要ですね。

 

続いては中学校の部活動について。朝日新聞が特集記事を掲載していました。

f:id:ysconsult:20160422073745j:plain

学校に関わっていると、部活動が最も個々の価値観に差がある活動のように感じます。

部活動から得られるものは決して少なくないと思う一方で、どのくらいの時間を割くのがいいのか…私学の場合、やはり自校の方針で決めていくべきものなのでしょう。

 

続いて、賃金関連のニュースを2件。

いずれも日本経済新聞より。

f:id:ysconsult:20160422073827j:plain

f:id:ysconsult:20160422073941j:plain

上の記事は対象が主要企業(大企業)となっていますので、中小企業とは傾向が異なる可能性があることにご留意ください。

ただ、ベースアップを含めた月例給の水準アップはなかなか難しい状況が続いているようにも思います。

下の記事は時給者を対象としたものですね。

事務系も人が不足する状況になっているようです。

あちこちでお話を伺っていても、業種、職種を問わず、人材の採用は困難を極めている様子が伝わってきます。

 

最後にこのニュースを。日本経済新聞より。

f:id:ysconsult:20160422073905j:plain

このサービスは私が関わる学校法人さんでも導入されています。

安全を確保することが強く求められる時代にマッチしたサービスだと感じます。

このような市販のツールもうまく活用しながら、学校生活の質を高める工夫を検討されてもいいかもしれませんね。

 

以上、今週の記事から気づいた点をまとめて書かせていただきました。

皆様、よい週末をお過ごしください。

 

(文責:吉田)