今日はちょっと学校本来の話題から逸れるのですが、興味のあった話題を日本経済新聞で見つけたのでそちらをご紹介します。
朝型の人、増える NHK「国民生活時間調査」 :日本経済新聞
NHK放送文化研究所の「国民生活時間調査」による結果が公表され、「早寝早起き」が増えていることが分かったとのことです。
この調査は1960年から5年に1度実施されているもので、今回分は昨年10月の調査結果とのことです。
日経新聞の記事に掲載されている調査結果を箇条書きでご紹介しますと、
・日本人の平日の睡眠時間:7時間15分
←これまでの減少傾向が下げ止まり
・夜は各曜日とも半数以上の人が午後11時には就寝
←前回調査よりも就寝時刻が早まった
・朝、寝ている人が半数を切る時刻:平日=午前6時15分、土曜6時半、日曜7時
←前回調査よりも、平日は5時~7時15分に就寝中の人が減った
・職を持っている人の中で平日の朝8時より前に仕事をしている人:20%
←2000年は13%
・平日の午後1時~5時、同5時半~9時半に仕事をしている人は減少傾向
・同僚らとの飲食など「仕事の付き合い」をする人も減少
というわけで、生活リズムと勤務時間帯は朝型へはっきりシフトしていることが分かります。
学校の中にはまだ夜遅くまでの仕事が続いているケースもあると思いますが、世間同様、働き方や生活リズムを変える、そのために意識を変えるタイミングがやってきているのかもしれませんね。
ちなみにこの調査、他にもいろいろ項目があって、NHK放送文化研究所のHPに掲載された調査報告にはこんなことが書かれています。
1.減少が止まった睡眠時間~一層進む『早起き』、そして『早寝』の増加~
2.テレビの視聴時間が高年層まで減少
3.広がるビデオ・インターネットの利用
4.続く長時間労働と働く時間の『早朝化』
5.急速には縮まらない家事の男女差
6.自由行動(レジャー活動・マスメディア接触など)の増加が止まり、必需行動(睡眠や食事など)が増加
1は上でご紹介した内容ですが、4には「続く長時間労働」とあり、仕事時間の短縮はそれほど進んでいない様子がうかがえます。
仕事以外の時間も、人生にとっては非常に大切なものです。
バランスの良い生活を目指して、自分の時間の使い方を一度見直してみてはいかがでしょうか。