本日は、次の学習指導要領についての記事を簡単にご紹介します。
高校に新科目「公共」…小学校英語、授業3倍に : 教育 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
時期要領は小学校が2020年度から、中学校は2021年度から全面実施となり、高校は2022年度から学年ごとに順次実施予定。
小・中・高それぞれの学習指導要領を含む話題ですので、内容の変化はそれぞれに多々あるのでしょうが、この記事では「歴史総合」「公共」の新科目必修化、そして小学校英語の授業時間増を採り上げています。
記事中にある今回の改訂主旨は次の通り。
11年度以降、順次実施された現行の学習指導要領では、「ゆとり教育」で減った内容や授業時間を義務教育段階で充実させた。今回は小中高を通じ主体的に学ぶ態度や課題解決型の能力を育成することが主眼。思考力や表現力を重視する大学入試改革も見据え、高校教育は大幅に見直す。
ちなみに、この要領改定に関するネタのまとめがこちらにありました。
高校必修科目に18歳選挙権控え「公共」を新設…小学校英語、授業3倍に - NAVER まとめ
それぞれの項目をかいつまんで見るには適していると思いますので、ご参考までに。
新たな大学入試制度を控えていることもあり、いやがおうにも小中校のカリキュラムは変化するものと思われます。
ただ、各私学が建学の精神に基づき教育の柱としている事柄は、方法論が変化しようとも不変のものでしょう。
不易と流行。
変わらぬ大切なものだからこそ、それがきちんと伝わる方法は常に模索せねばなりません。
目的にこだわり、手段にはこだわらない、そんな凛とした私学としての存在感をぜひお示しいただきたいと願っております。