本日は手短に、賃金関連の話題を2つお届けします。
まずはYOMIURI ONLINEより。
給与2か月連続増、実質賃金は25か月連続減 : 経済 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
厚生労働省が先月30日に発表した5月の毎月勤労統計調査(速報)によるもの。
記事に示されたデータは以下の通り。
・労働者1人当たりの平均賃金を示す「現金給与総額」=268,389円(前年同月比0.6%増)…2か月連続のプラス
・物価変動を反映させた「実質賃金」=同0.1%減…25か月連続のマイナス
・基本給などの「所定内給与」=239,897円(同0.3%増)
・残業代などの「所定外給与」=18,828円(同1.6%減)
・1人当たりの「総実労働時間」=139.3時間(同2.7%減)
・残業などの「所定外労働時間」=10.6時間(同1.7%減)
こうやって見てみると、世間一般の賃金水準はかなり低めであるという印象です。
私は教育業界の賃金を目にすることが多いので、なおさらなのかもしれませんが…
もうひとつ、毎日新聞より。
これも先月30日、国家公務員に支給された夏のボーナスの平均値が以下の通り、明らかになっています。
・管理職を除く一般行政職(平均36.7歳)の平均支給額=約619,900円(昨夏比約33,200円増)…3年連続のプラス
⇒夏のボーナスとしてはリーマン・ショックを経た2009年以降で最高
⇒支給月数=1.945カ月
公務員の給与は近年かなり厳しいものがありましたが、若干回復してきているようですね。
支給月数は2か月を少し下回る水準。
さて、御校ではいかがでしょうか…?
以上、本日は賃金統計を2件、お届けいたしました。