寝ても覚めても学校のこと。~学校経営の経営課題(人事・財務・募集・施設などなど)について考えるブログ~

大阪の学校経営コンサル会社/株式会社ワイズコンサルティングが、学校経営に関する情報を収集し発信するブログです。

日本の公的教育支出、対GDP比はOECD平均以下

この手の話はすでに耳に蛸、という方もいらっしゃるかもしれません。

このブログでも何度か採り上げた気がしますが、今日はさらっと。

リセマムより。

 

日本の公的教育支出、対GDP比はOECD平均以下 | リセマム

 

この記事で引用されている資料の原典を先に示しておきます。

こちらです↓

教育の効果について~社会経済的効果を中心に~|国立教育政策研究所

 

これは今月3日に開催された教育再生実行会議・第3分科会で国立教育政策研究所から示された資料です。

リセマム記事で要約されていた内容をさらにまとめて以下、記します。

○子ども1人あたりの公財政教育支出の対GDP

 就学前教育段階:8.2%(OECD各国平均:18.8%)

 初等中等教育段階:24.8%(同:24.8%)

 高等教育段階:26.2%(同:37.6%)

教育支出の公私負担割合(私費の割合)

 就学前:54.6%(同:18.4%)

 高等教育:65.5%(同:30.8%)

○資料ではこのほか、

 ・親や家庭環境が就学前の子どもに与える影響が大きいこと

 ・家庭外教育者との出会いが学業成績に良い影響を与えること

 ・大学進学によって政治参加率が上昇すること などを示している

世間では衆議院選挙

財源をどう確保し、それをどう配分するのか…政策の肝と言ってもいい事柄です。

あなたの思いのたけを、投票用紙に記して投票箱へ。

 

と同時に、私学においてはこの「財源確保とその配分」を自ら考えねばなりません。

計画策定と予算編成の時期が到来しています。

御校の思いのたけを、事業計画にまとめて校内周知を。