先週末は今年度の学校経営セミナーの9回目を実施させていただきました。
テーマは「優秀な教職員をいかに確保するか」。
今回からセミナーで利用させていただくお部屋も変わり、これまでと少し雰囲気を変えての実施でした。
セミナーでは「教職員確保策」を『採用』と『育成』に分けて扱いました。
そして、前者に関しては「最近の御校での採用において、応募者の数と質はどのように変化してきているか」、後者に関しては「御校で実施しているOJTとOff-JTにはどんなものがあるか」というテーマでそれぞれグループセッションを実施。
採用と育成の実態が浮き彫りになりました。
その上で、望ましい採用を行うために「採用基準の明確化」と「外部発信」が必要であり、育成のためには「コアスキルの習得」が必要であるとの見解を示させていただきました。
(写真は当日の風景です)
当たり前の話ばかりだったと思うのですが、それでも受講された皆さんはとにかく熱心にお聞き下さいました。
そしてアンケートには
「一般論だけでなく説得力があった」
「教職員の育て方のコツが良くわかった」
「内容も分かりやすく、グループワークもとても良かったです」
など、嬉しいコメントが続々寄せられ、私自身も大きな喜びを感じることができました。
一方、一番大きな反省点は「時間が足りなかった」こと。
アンケートでも「2時間では少々消化不足でした」「あと30~60分長い時間設定を!」とのお叱りを複数頂きました。
今年度はやむを得ませんが、次年度はこの反省を活かした時間設定を行いたいと思っております。
教職員の採用、育成は学校にとって非常に大きな課題です。
今後も研究と情報収集を継続し、またこのような機会を設けたいと思います。
ご参加いただきました皆様に改めて感謝申し上げます。