寝ても覚めても学校のこと。~学校経営の経営課題(人事・財務・募集・施設などなど)について考えるブログ~

大阪の学校経営コンサル会社/株式会社ワイズコンサルティングが、学校経営に関する情報を収集し発信するブログです。

どうなる?『土曜授業』

■土曜日の教育活動 下村博文文科相に聞く

http://sankei.jp.msn.com/life/news/131215/edc13121514480000-n1.htm


土曜日の授業復活についての、

下村博文文部科学大臣へのインタビュー記事です。

今まで何度かこのテーマを取り上げてきましたが、

恥ずかしながら私が初めて知った内容がありました。


土曜日の教育活動には

・教師が行う教育課程内の『土曜授業』

・学校が主体だが教育課程外の『土曜課外授業』

教育委員会など学校以外が主体の『土曜学習』

の3つがあるということです。

このうち、教師の多くが反対しているのは『土曜授業』であり、

『土曜学習』ならば、それほど教師の負担にはならず、

教育委員会のやる気次第だとおっしゃっています。

『道徳』の授業は『土曜授業』になり、

全国各地で広がりつつある、

地域住民と一緒に行っている体験学習などの土曜授業は、

『土曜学習』にあたるということですね。

土曜日の授業について、少し深く理解できました。


また、下村文科相

文科省の全職員が自発的に土曜日ボランティアに参加できるよう、

 環境整備に努めるつもりだ」ともおっしゃっています。

「忙しい国家公務員の皆さんが、

 省の決まりで土曜日にボランティア参加?」

と一瞬疑問に思いましたが、、

すぐに「官と民が直接交流できる良い機会なのではないか」

とも思いました。

ざっくりと言いますと、

“難しい決まりごとを決める官、それに従う民”

という距離が縮まるのではないかという気がします。

直接触れ合うことで、会話や意見交換ができますし、

「国家公務員ってこんな人がいるんだ」

「今の教育現場ってこうなのか」

と新たな発見や誤解を解くことにもなるかもしれません。

下村文科相が実際に12/14(土)に、

算数の授業を行ったという記事も親しみを持ちます。


私の個人的な考えですが、

関西はお笑い文化が根付いているので、

発想力が豊かな人が多いのではないかと思います。

なので、学校の授業をどうするかを自由に考えてみたら、

面白い授業内容が出てきそうな気がするのですが…

単純すぎますね。すみません。


今後、土曜日の教育活動がどうなっていくのか、

見守っていきたいと思います。


(追伸)

12/15(日)放送の『大改造!!劇的ビフォーアフター』で、

私立大阪信愛女学院さんの食堂のリフォームが、

今年放送されたリフォームの中から、

匠が選ぶ『ビフォーアフター大賞2013・空間アイデア部門』の

同率第3位に選ばれました。

おめでとうございます!!